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"Festeggiare vincente del destino"
危「ぬふふふ……旨いでありんすなぁ、型崩れしておらんプリンは。
のう先輩!!」
佐「プリンなんて大体こんなものでしょうに……確かに美味しいけれど」
男教師「はぁあぁ……」
佐「あらっ、どうかされたのですか……そんなため息を吐いて」
危「元気がない事はいかんでありんす。
ほれっ、先生もプリンをプッチンして元気を出しなんし。
ほれっ、ほれほれ──」
男教師「貴方の弟さんですよ楸原先生」
佐「えっ、楸原君が何か?」
男教師「学園長が一部始終を見ていて、理由が理由という事で厳重注意という事で済まされましたが、S1クラスの3人の生徒を感電させて半殺しに……っ!!
凄まじい威力だ──」
危「プッ、チィィィイイイィィィン!!
楸原ァァァアアアァァァ、何をしているんでありんすかァァァアアアァァァ!?
ぬおォォォオオオォォォ!!」
男教師「今藁先生も大変ですね」
佐「最近あの娘、幼児化と情緒不安定が進んでるので気に掛けて上げて下さい」
男教師「おおォォォオオオォォォ!!
プリンがこんなに綺麗にっ!!
息子にプレゼントしてやりたい!!」
佐(……この学園……大丈夫なのかしら……っ!?)
──"festeggiare vincente del destino"──
──フェスティッジャーレ・ヴィンチェンテ・デル・デスティーノ──
───"運命の祝勝会"───
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