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咄嗟に先生の手首を掴む。
「私…胸小さくて…その……恥ずかしい」
弱々しい声を漏らし、かあっと顔を赤らめる。
「なんだ、そんな事。俺、小ぶりな胸も好きだけど?」
先生は目を細め、フッと柔らかな笑みを落とす。
「それに、ここは触らせてもらわないと困る」
私の耳朶を甘噛みし、大きな手のひらで包んだ乳房を揉みしだく。
小さな先端をクリっと摘ままれた瞬間、私の身体に電気が走り、切なげな吐息が零れた。
いつの間にか、はだけたガウンから全身が露になっている。
身体を見られることが恥ずかしくて身を捩ると、その隙に甘噛みされる膨らみの先。
「…ンぁ、ッあぁ!」
色づき硬くなった先を口に含まれ、舌で吸われると、快感に素直な声を上げずにはいられなかった。
火照って汗ばんだ身体に途絶えること無く降り注ぐ、キスの雨。
丁寧に舐め上げる、ざわりとした舌の感触に身震いがした。
ジンジンと痺れる下腹部に、とろりとした潤いが感じられる。
流れ出る温かなぬめりが、粗相をしているくらいに恥ずかしくなって、慌てて足を閉じる。
「…どうしたの?」
膝から閉じられた太股を撫で、淡い茂みの手前から舌を離した彼が征服欲に満ちた笑みを浮かべる。
いや…そんな事、聞かないで…
捩るように腰を引く。
先生は顔を上げ再び胸にキスを落とすと、もう片方の手を熱くなったソコへと滑り込ませた。
「ぁっ…やっ…んぅ、ぁあ、ああっ…」
いやらしい音をたて身体の奥から滴ってくる水音。
私を襲うのは目の眩むような快感。
やがて、ぬるりと入り込んで来た指の動きでビクビクと腰が跳ねるたび、腫れた内側から甘い感覚が沁みわたって来る。
「麻弥…感じやすいんだね。…こんなに締めつけて」
「いや…言わないで……ァあっ…あっ…」
耳もとに落とされる、低い響き。
卑猥な言葉で羞恥心を掻き立てられる度、背徳の快楽に落ちていく。
「はぁっ…ダメっ…あっ…ぁああっ!…ぁぁ……はぁ…ぁぁ…」
指と舌で愛でられる身体は大きくしなり、背筋が淡く痺れた瞬間ーーー
頭の中が弾け、彼の舌に接したまま快感の頂点に達してしまった。
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