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時が持ち上げたのは白い色の銃
「それは未完成で、商品としてはまだまだの物ですよ」
「未完成?」
「中の魔導回路(まどうかいろ)が不安定で…」
「それならここでこいつを改造していいか?」
「構いませんけど…
知識はどれくらいありますか?」
「全く」
「そんな状態で改造なんて危険ですよ!」
黒乃目は驚いた顔で言う
「十分くれれば魔導回路の基礎を覚えられると思う
だから魔導回路関係の資料を見せてくれ」
黒乃目は奥の部屋から辞書の様な本を持ってくる
それを受け取った時はとてつもない速度で読んでいった
時side out
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