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心をお休みしたら?
初めてかけられたそんな言葉は、
私の心に深く染み込んだ。
誰もそんな事は言ってくれなかった。
良いか悪いか、
ただその判断だけを迫られて、
私の足はいつの間にか一歩も動けなくなっていたから。
恭一とはその日、
店側にはきっと迷惑がられているだろう程そこで話し、
結斗がああなってから初めて、
ちゃんと笑えたような気がした。
晩御飯はどうするのか何度も母親から
電話が来て、
ようやく席を立った7時過ぎ。
この日を境に、
私は桐田 恭一と会うようになった。
友達として、
カウンセラーとして。
心の罪悪感を消しゴムで消すようにそう言い訳して、
たくさんの時間を、
友達として。
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