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第一章 黒歴史をたどれば、
あれは中学1年生の頃だったろうか、
私は彼に恋をした。
彼はいつも優しかった。
地味で目立たない私にも優しくしてくれた。
私が読んでいる本に興味を持って、貸してくれと頼んできたり、席が近くなると授業中も二人で話したりした。
彼の身長は私より低かったけどサッカー部のエースで毎日頑張ってて本当に彼はキラキラしてた。
そう。彼「二階堂善也」は優しくてカッコよくて大人気。
もちろん二階堂に恋していたのは私だけじゃなかった。
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