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平「そっか。…じゃあ何であんなとこでお玉と蓋を持ってたの?」
初めの話に戻ると、咲は少し俯いて恥ずかしそうに話し始めた。
咲「えっと…平助くん達が出て行った後にね、ご飯とかを盛ってたの。それで、お味噌を入れようと思ったら…。」
言いにくそうにモゴモゴする。
平「入れようと思ったら?」
咲「その…クモが…。」
藤堂は思いもしなかったものの名前が出てポカンとする。
平「ク、クモ…?」
咲はコクリと頷く。
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