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咲は梅之助の見たこと無い表情に恐怖を感じ、カタカタと震える。
梅「…何かしたのか?」
再び聞いてきた梅之助に咲は首を横に振る。
梅「…そうか。ならいい。大人しくしといてくれよ…。」
咲『…え?』
一瞬、梅之助の表情が悲しそうに見えた。が、ほんの一瞬の事で見間違いかとも思うほどだった。
梅「…腹減ったよな?メシ、持ってくるな。」
初めて会った時のように、やんちゃそうな笑顔を見せ、部屋を出て行った。
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