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梅之助は震える咲を見て、ため息を吐く。
梅「…そんなに怖がんなよ。何もしねぇって。」
そういうと咲の横に腰をおとし、持っていた膳を咲へ差し出す。
梅「飯だ、食えよ。…先に言っとくが、何も入ってねぇからな。」
咲は戸惑い、梅之助の方をチラッと見た。
それに気付いた梅之助は二カッと笑った。
咲『…悪い人じゃないんだよね…多分。』
梅之助から膳に目を戻すと、恐る恐る口に入れる。
咲「…美味しい。」
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