いつまでも一緒に

誓い

「一年S組の因幡千鶴です。会計に任命されました、至らない点が多々あると思いますが、よろしくお願いします。」

なんていった？

「一年S組宮藤潤紀です。書記に任命されました、 至らない事が多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。」

ん？？

「一年S組の一条永遠です。庶務に任命されました、よろしくお願いします。」

俺は普通でいい。

「おー、俺は担当教科は無く、生徒会の補習の時に授業を行う。よろしく。」

ダルダルとした喋り方には、何処と無く力強い。

「「はい。」」

また、仕事に戻ると、実先輩がこれもと追加を持ってきた。

「「りょーかいです。」」

いつまでかかっかなぁー。

「あれ？みんな、居ない。」

だれも居なくなった生徒会室はガランとして居てつまらない。
紙が置いてある事に気づき持ち上げ読む。

「集中してるみたいだから、先帰るね。早く帰るんだよ？by.潤紀」

普段の言葉遣いからは想像出来ないそれに笑いがこぼれる。

ガタガタ。

「お疲れ様でしたっ。」

部屋に挨拶をし、寮に向かう。

ちょっと遠いなぁー。