セッション3

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そんなこんなで帰り道。僕達三人は話しながら歩いていた。 同じ学年の聖奈は兄である雷斗さんと一緒に帰るみたいです。 「しっかし何で皆はそんなに褒めるの……?」 「勿論良かったからだよ!」 「す、凄くかっこよかったですっ……」 そんなに良かったかなぁ……? ただ僕は現実では言えないような臭い台詞を言っただけだと思うけど。 そしてそこで女友達しかいなくね? と思ってる人!(誰だよ) ちゃんと男友達もいるよ。当たり前じゃんか。 「次は私もそういうロールプレイしたいなぁ……!」 「わ、私もしたいですっ……」 「ま、まあ……出来るよ、きっと」 二人もしてみたいと言うが、感情を込めて臭い台詞を言うだけです、ええ。 言った後に恥ずかしさが来るよ! 悪い事をした後に罪悪感が来るように! ……まあ、楽しかったけどね。 「……あ、僕の家あっちだっけか……じゃあね」 「うん! またね!」 「そ、それではっ……」 途中で分かれ道があり、彼女たちは別の方なので、僕は彼女たちに手を振り、家へ向かう。 彼女たちも手を振り返してくれた。 ……次のセッションが楽しみだなぁ……。 そう思いながら、僕は家に帰った。
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