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ウンディ:「は、はい……」と言って置くよ。
キリト:「……よいしょっ!」と魔剣にバスタードソードを思いっきり振り下ろすよ……今更だけど、壊せますか?
GM:こうなると思ってたからそういう設定にしているよ。だから魔剣は粉々になるよ。
ウンディ:「……え?」と呆然とします。何で壊しちゃったんだろうって感じで。
キリト:「こんなのあったって、奪い合いになるだけ。だから砕いちゃったけど、良かったかな?」とウンディーネに聞くよ。
ウンディ:「……ありがとう、本当にありがとう……」と笑顔でお礼を言うよ。
GM:そうやって話していると、凍てつく槍を持った氷の妖精がキリトに近づいてくるよ。魔物識別判定するなら18だ。
ハル:(コロコロ)18でギリギリ分かりました。
GM:スカディと分かるぞ。
ハル:……それって確かレベル15じゃないですか……?
GM:その通りだ。そしてスカディはキリトに「見せたい物があるの……来てくれる?」と言うぞ。
キリト:「……? 分かりました」と言うよ。
GM:「こっちよ……」と言って移動するぞ。
キリト:僕はそれについていきます。
ハル:わ、私達もついていきます! 皆もそれでいいですね?
一同:いいでーす。
ハル:ちなみにロイ君は私が背負っていきます。
GM:了解。それじゃあ皆は森深くまで入っていく。すると、祠みたいのに着くぞ。そして「……見せたい物は、これよ」と言って一振りの剣を出すよ。
キリト:「こ、これは……?」と言って見るよ。何か分かったりします?
GM:見るって事は結構近づいた?
キリト:え、ええ……。
GM:……キリトが近づいたその時、その剣は光になり、その光はキリトの手まで飛んでいくと、辺り一面を光が覆う。
キリト:「うわっ!?」と言って目を瞑ります。
GM:その光が収まり、キリトが目を開くとそこにはさっきまでスカディの手にあったはずの剣をキリトは持っていた。
キリト:「……あれ? どうして僕この剣……さっきまで氷の妖精の手に……」と驚いているよ。
GM:「……やはり……ウンディーネ、お前はあれを飲ませたな?」と言うぞ。
ウンディ:「あっ……はい……飲ませ、ました……」と答えます。
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