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キリト:「……? どういう事? ウンディーネ、説明してくれる?」と優しく言うよ。
ウンディ:「……初めて会った時、私は水を飲ませたよね?」
キリト:「う、うん……でも、何で?」
ウンディ:「あれは、妖精の雫と言って、普通の人に飲ませても意味はないの……でも、悪しき心の無い者が飲むと妖精の言葉が分かったりと効果が表れるの」
キリト:「……つまり、僕は良い人だからこの効果を得れたって事? まあ僕が良い人だとか悪い人だとかは置いといて、それがどうかしたの?」
ウンディ:「実は、この剣には妖精の力が込められているの。妖精の武器みたいなただ属性が付いているなんてものじゃなくて、妖精の力を使う事が出来るの」
キリト:「……それって僕が妖精魔法使えるようになるって事?」
ウンディ:「うん……だから悪用されたらいけないって事で、この水を飲めた人にこの剣を託そうってなっていたの」
キリト:「まとめると、この剣は僕に託されると?」
ウンディ:「うん……」
GM:「だが、ウンディーネはここから妖精の雫を勝手に持って行った。それはこの森に住むものとして違反に触れたものだ」
ウンディ:「で、でも……この森を助けたくて!」
GM:「だが、違法だ。それに対する罰も」
キリト:「ウンディーネを攻めるなら僕が相手になるよ」とスカディとウンディーネの間に入るよ。
ハル:「な、何をやっているんですか!? 相手はスカディですよ!?」
キリト:「関係ないですよ……相手が何であろうと弱者を守る。それが僕のやり方だ」……本気でやったら死にますけど(笑)
GM:「……そうか、それなら安心だ」と笑みを浮かべて言うぞ。
ウンディ:「……え?」
GM:「合格だ人間……キリトだったか?」
キリト:「……どういう事ですか?」
GM:「少し試したんだ……あのまま話を聞くだけだったら殺してでも返してもらっていたぞ」
キリト:「そ、そうだったんですか……あはは……」と冷や汗を拭きながら答えるよ。間に入ってて良かった……(汗)
ウンディ:そしたらキリト君が目の前で殺される……。
レム:私狂ってたかもしれませんね(笑)
キリト:し、死なないって自分に誓ったし……(動揺)
ロイ:なら動揺隠せよ(笑)
GM:お前ら……(笑)。とりあえずその剣の能力はこんな感じだ。
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