プロローグ

3/4
前へ
/45ページ
次へ
「僕、撮影あとちょっとやからちょっと待っとってなぁ」 今日はみんなで、雑誌の写真撮影のお仕事。 個人撮影の順番が最後だった可愛い子は、そう俺に言うとニッコリ笑って、パタパタと小走りで撮影に戻って行った。 「ずいぶんと大胆なカツアゲやなぁ」 「小悪魔的ですねぇ」 後ろで今のやり取りを見ていたらしい、 目力の強い人と元気な人が呆れたような顔で俺を見ていた。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加