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だが、持久走なんかしなくても
日常的に「魔法」は使わないように
している。
頼りきりは嫌いだし、何よりガチで
太る。
だって、考えてみなって。
何をするのも、魔法でできちゃうんだよ。
御飯作りもなんだって。
「ピーーー」
笛の音がして、持久走が止まる。
ここで受けた仕事は2つ。
「次世代の帝王探し」
「国王の息子さん、王子の影の警護」
゛影゛なんてかっこいい感じだけど、
ホントに危ないときに助ければいいらしい。
はて、その「危ないとき」はどのラインだろうか。
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