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「よう、ダサ男!元気か?」
俺のことをダサ男と名付けやがり、そしてこれを広めてくれた男、つまり最悪男が俺を呼んだ。
殺したろか、この野郎
「あれ、無言かい ダサ男くん。」
呆れて、物も言えないんだよ。
とりあえず、殺したろか この野郎
「ダサ男ー!反応しろよぉ。つまんねーよ」
あ?
「おっ!反応したね!やっぱ感情あるんだねぇ。」
そんなグダグダ ダガダガ 言うやつは、とりあえず足をけって、倒れそうになった一瞬をついて、空き部屋に連れ込むにかぎる。
「あら、連れ込んじゃう?連れ込んじゃう?」
もう連れ込んでるよ。
ガチでお前の頭の中 覗いてみたいよ。
睨みつけながら、最悪男を見るとニコリと笑っていた。
え、何コイツ。
「俺、お前みたいなヤツと友達になりたいんだよなー」
ニヤリではなくニコリと笑やがった最悪男はそんなことを言いやがった。
しるか。
「友達になりたい」?
もう一回言おう。
しるか。
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