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「俺、ソウ・ガイルはこの部屋を卒業しようと思う。」
ピタ、おもしろいようにみんなが固まっている。
「は?それどういう意味だ?」
一早く生き返った俺の友人、もといパートナーだった彼が言った。
「え?帝王をやめようかと。」
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「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁl?!」」」」」」
「ん?なにかおかしいか?」
笑顔で聞いてやると、目を白黒させた幹部たち。
「な!だめだろ!つーかいつ決めたんだよ!」
一番隊長――レイン――が言う。
「明日が俺の誕生日だからだ。」
「意味わかんねーよ!」
と怒られたので、理由を考えてみた。
「不老不死」だからっていうか?
無理無理。
「みんなに不信がられてる」っていうか?
めんどいめんどい。
「明日俺の誕生日だから、何か驚かせようと思った。」
うんこれがいい。
でも般若の形相をしたパートナーはそれじゃぁ納得してくれなかった。
「だめだ!なんといってもだめだ!!」
いい加減うざいな。
と、言う事で俺消えます。
「ありがとう。」
今までの苦労とかいろいろ一緒に乗り越えてきたな。
「本当にこのギルドで良かった。」
そういって俺が魔法を使って消えようとした瞬間
「バカ野郎。」
って泣きながら、笑い、パートナーが言ったのが
消えたとき聞こえた気がした。
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