悲惨なパーティー

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男の相変わらずな言い草に、嫌な気はしないものの一言多いような気がしてならない。 私の事を口減らずとか言ってるけれど、私よりもこの男のほうが相当口減らずだと思う。 私なんて可愛いものよね。 車に乗りシートベルトを締めて男の方へと視線を向けた。 髪は後ろへと流すようにワックスで軽く固めて、上品なスーツは明らかブランドもので。 スーツに負けない程のルックスがまた憎らしい。 背は高く体格がいいし、おまけにイケメン。 誰がどう見てもイイ男だわ。
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