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テーブルには大皿料理が並んでいた。これ、朔のお母さんが作ったのかな。
「俺が作ったんだよ。」
マジか。美味しそうな料理だな。
「いつも作ってるの？」
これくらいの料理作れるって作り慣れてとないと出来ないよね。
「ああ、二人とも忙しいからね。」
やっぱり漫画家って忙しいんだね。
「早く食べましょう。」
そういって朔のお母さんは小皿をみんなに配った。
「ありがとうございます。」
これならあんまり食べられない俺でも食べやすいな。
「じゃあ食べよう。頂きます。」
「いただきます。」
俺はたくさんある料理の中で一つ選び少し皿に取って食べた。
「美味しいっ。」
これ気に入った。俺はゆっくりとまた一口食べた。
「よかった、口に合って。」
朔はそういって笑った。というか朔まだ何も食べてない気がする。
「朔、春樹君見てないで食べなさい。」
「はーい。」
「……。」
やっぱり食べてなかったか。朔のお父さんを見るとニコッに笑い反した。
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