過去の失態
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「だから!!私こっちだから!!帰るねって言ってるじゃん」ムスッとした顔で言う乃愛。 「あ、うん!わかった!!じゃあ!また明日ね!」 「これあげる。」そう言って彼女は俺の胸のポケットに紙をいれた。 「じゃあね!」大きく手を振る乃愛 それに応え俺も手を振る。 そして、彼女が見えなくなるまで俺は彼女を見続けた。
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