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休み時間になると、予想通り質問責めにあっている。
なんで、引っ越してきたの?とか、色んなことを聞かれているよーだ。私は、さすがにいっぱい人に聞かれるのも嫌だろうと思い由美とずっと話していた。
深沢君は質問の全てに笑顔で答えていた。
でも、なぜかどこか私には、よそよそしいってゆーか、そんな風に見えた。
学校も終わり、由美と一緒にバス乗り場でバスを待っていた。
「美月は深沢君のこと、どう思う?」
「どうって…うーんそうだなぁ…まぁカッコいいとは思うよ。」私は、少し間をあけて言った。
「なにそれぇ」由美は笑いながらそう答えた。
「深沢君って…なんか、変じゃない?」私は、由美に思いきって聞いてみた。
「へぇ~その深沢君って誰のことかな~」
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