出合い

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と、隣…か。 「どーしたのー? はやく座りなよ。」 蓮君…。その笑顔罪です。 私はぎこちなく蓮君の隣に座った。 さて…。 早く書こっと。 ノートを取り出し小説のプロットを書いていく。 …フラフラするな。 頭痛いし。 やっぱ風邪か…な? とか思いながら私は小説のプロットを書いていた。 「なぁなぁ。何書いてんの?」 ち、近いっ!? 蓮君の顔が目の前にある中、書いている物を説明した。 「あ、これは小説のプロットだよ。」 「え?なに!?小説書いてんの!?すげぇー」 スゴくないんです、はい。 そんな感心して覗かれると…。 心臓壊れちゃいますよっ。 なに思ってんだか…。 自分にツッコミを入れた。 『えー、生徒のみなさん。下校時刻です。速やかに寮に戻りなさい。』 オジサン臭い声が放送で鳴り響いた。 私の学校、全寮制なんだよねー、楽だからいいけど。 碧央ちゃん帰ってるかな。 早く戻ろう。 私は勢いよく立ち上がっ… ガタッ―――…
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