5人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなある日、いつものように
寝るように促され、自室のベッドへ。
その日は、当時ハマって読んでいた、月刊漫画本の
<リボン>という、本を読んで寝落ちしようと、読み始めた。
しばらく読んでいると、家の中が静かになってきたので、
両親も寝るんだと察知して、寝たふりをしようと
枕元に付いていた明かりを消し、薄目を開けてジッとしていた。
kohと姉が使っていた部屋は、2階の奥の部屋で
階段を登り、両親の部屋の前を通って突き当たりである。
ジッと両親の様子を伺っていると、階段を昇ってくる音が
聞こえた。
音の感じからして、母の足音だった。
隣の両親の部屋のドアが開閉する音がして、
ひとまず安心。
最初のコメントを投稿しよう!