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「それぞれのチームの素晴らしさは、後で記録を説明しながらお伝えします。」
もうかなり恥ずかしさのピークだった。
「藤森さんは、独身と聞いていますが…」
「は…はい。」
「噂通りの綺麗な方なのにどうしてですか？」
「ご安心下さい。もうすぐお嫁に行きます。」と笑った。
「え？仕事は？」
「皆さんが成功してくだされば、私は続けられます。」
「あはは 藤森～」
支社長が笑った。
「これの恋人は大阪支社勤務なんですよ。大阪の森係長ですよ。
それで転勤を願い出て本社に勝負をかけているんですよ。」
「そりゃ大変だ。何が何でも協力しないとな。」
ニコニコと笑って答えてくれた。
「これを成功させたのが女性だと聞いて正直びっくりしました。
来たら若いお嬢さんでいきなり目を閉じてくださいというのでどうなっているのかと思いましたよ。」
苦笑いをしながら話してくれた。
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