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「えっ!?うん…うん…」と黙って聞いてくれるレン君。「あのさ…どう?」
「いいよ!」と賛成してくれて嬉しい。
「おはよう…お兄ちゃん…灯ちゃん」といつもの用に朝食を済ませ制服に、着替え学校に直行。
「おはよう!さつきちゃん!!くりちゃん!!あのさ!!」私は単刀直入に話に入った。『私。歌部 を作りたいの!入ってくれる?』とレン君に聞いた。あの話。
「新しい部活を作るの!入ってくれる?二人とも…」私は自信が無くなり段々声が小さくなっていく。 二人が入ってくれるという保障は、何処にも無い。だから怖い。断られるんじゃないか?と不安になる。「うん!いいよ!」と先に答えてくれたのは、なんとさつきちゃん。その目は真剣だった。
「うん!私も!!」と賛成してくれた。くりちゃんとさつきちゃんにレン君の事を話しておいた。
あとは、部活の申請。
「あとは、理事長に申請するだけ。」とくりちゃんに言われ私は、もう隠すのが嫌になってきた。
「あのね…二人とも…大事な話があるの。」と私は深刻に言う。
「私ね…二人に隠してたことがあるの…私…ね…この学校の理事長なの…信じてくれる?」と小さな声で言った。
「「うん。信じる。」」と笑顔で言ってくれた。
気持ちがスッキリした。
「はい!申請!!」「はい!『歌部』を部活として認めます!!」と笑顔で言う。
あれから3日。
「ねえ……三人とも…これなに?」と私が見せたのは、『歌部』コンテストだった。
「なんで、参加になってんの?あと9人も…集めるの?」と参加枠を見せた。
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