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「じゃあ俺が結香ちゃんの彼氏候補第一号に立候補して良い?」
「え!?」
な、何言ってるのこの人!
「止めとけ。何されるか分かんねぇぞ」
この人なんか言葉が冷たい。
ヒヤヒヤしてる。
「勇真~。俺のイメージ悪くすんなよぉ」
「俺は事実を言っただけ」
この人勇真って言うんだ。
あれ?
何だろ、私この人の名前知れて嬉しい……?
「勇真はこんな奴だけど、俺はちゃんと結香ちゃんのこと大事にするからね」
「は、はい!」
私は何故か大声で返事をした。
嬉しいんだ。
味方が出来て。
「あ、自己紹介するの忘れてた。俺は宮城大雅。で、こいつは條原勇真」
「えっと、大雅さんに勇真さんですか。よ、よろしくお願いします」
これからの高校生活楽しくなるかも。
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