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「あはっ。お前反応面白ぇな」
ドキッ
勇真君が私を見て笑った。
その笑顔に私は何故かドキッっとした。
「よし。入るぞ」
でもすぐに勇真君は普段の『無表情』に戻り、家に入った。
私も追いかけるように家に入った。
「お帰り~勇真~!」
家に入るなりいきなり女の人が勇真君に飛び込んで来た。
な、何!?
彼女!?
こんな広いお家に二人で住んでるの?
「母さん苦しいって」
「……え?」
お、「お母さん」……?
「ん?どうした?」
「い、いやっ!別に何もないっ!」
彼女だと思って少しがっかりしたのは
何でだろう。
ん~……分かんないや。
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