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さて、問題の変身だが。
ヘル「犬にな~れ~。
犬にな~れ~。犬にな~れ~。」
やはり、これでは無理。
次は、イメージも交えながら。
すると、
漆黒の粒子が身体を覆い始め、
犬の姿に俺は変わってゆく。
途中でわかったのは、人型から犬に戻る際だが、体内構造も変わっている。
すでに四本脚で立っているが、
踵は地面に着かず、爪先立ちである。
顔も、完璧に犬の形。しかも、シベリアンハスキー系である。
まあ、全身がハスキーの真っ黒ver。
だが、デカい。脚から肩まで140cm近くあり、立てば2mを優に超える。
もしかすれば3m程有るかも知れない。
さすがクー・シー。
牛程の体格を持つ犬の妖精は伊達ではなかった。にしてもデカい。
…場所が広く無いと下手に動けないな。
よし、戻ろう。
イメージ、イメージ。
すると、漆黒の粒子が消えて人型になる。
ヘル「まあ、多分動くのには問題はないだろうな。」
しかし、動ける場所がない。
ヘル「あ、そう言えば大臣職はもう決まったかな?」
一応、行ってみよう。
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