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あれよあれよと言う間にもう12月。
勇者の噂の所から7ヶ月経とうとしていた頃。
魔王「あ~、もう寒いね。
早く暖房の熱が回って欲しいよ。
そんな事はどうでも良いけれども、
勇者が遂に動き始めたってさ。
故郷で装備の最終確認らしいからきっと此処が目標だろうね。全く生物界の侵略なんてするつもり無いからさ。
こんな辺鄙な場所にこないで欲しいよね。と、云う訳でこれから勇者が来るまでは此処でのんびり会話をしていよう。
わざわざ、1人で勇者一行と戦うなんて真似なんてしなくてもいいよね。
勇者一行も複数人だしね。
魔王一行vs.勇者一行と言う事で。」
遂に、勇者一行が来る。
…まあ、何でこんな寒い時期なのかはさっぱり謎なんだけれどもね。
マギ「そう言えば、コタツを倉庫から出そうよ。そして、コタツに入りながらミカンでも食べて勇者一行を待とうよ。」
チャリ「うむ、それはいいな。
余りこの部屋には合わぬが見栄で生きてゆくことはできぬからな。」
と言うことで、今日はコタツの組み立てで1日が終了した。
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