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と、そんな訳で遂に勇者一行が来た。
来たのだが…。
ヘル「模範的なパーティーであると同時に俺達の鏡移しのようなメンバーだな。」
クイーン「魔王様と勇者。
チャリと騎士。
マギと魔法使い。
死神くんと盗賊。
私と僧侶って所ですか。」
マギ「なんて言うか…。
勇者一行の進化後が私達？」
チャリ「ガハハ!!
マギも面白い表現をするなぁ。
でも、確かにそうかも知れぬ。」
魔王「ぶっちゃけて、数的優位と
ビギナーズラックじゃ無いの？
１対5で接戦だろうね。
多分、死神くんでも勇者は楽勝。
冷静に戦えば、１対5でも負けないよ？」
ぶっちゃけ弱い。
多分、瞬殺又は毒殺で終わり。
って言っても、戦闘スタイル上そうなるってだけだ。
クイーンさんならば、
動けなくしてから吸血で失血死。
マギさんならば、毒殺。
又は魔術で一撃。
チャリさんは脳内出血や、
内臓破裂とかかな。
魔王は心臓一差しも出来るし、
首撥ねもできる。
つまりは、油断しなければ
余裕なワケで。
つまりは、さほどやる気が無い。
しかも、全員。
クイーン「一応、口上は述べておいた方が良いですよね。」
と、言う訳で。
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