勇者一行が魔界に来た。

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と、思ったら。 クイーン「迷惑が掛かるなんて思わなくても大丈夫ですよ。」 マギ「そうそう。 ギブアンドテイクってやつ? 君達を強くするから過激派を倒してってお話だからさ。」 チャリ「後な、儂らはそんなにも心は狭くはないぞ。 なに、以前よりも護れる者が増えるのだから悪い事でもあるまい。」 皆に先手を取られた。 でも、まあ。 ヘル「俺は四天王になって1年未満の新人だから、先輩方の発言には従いますし、何よりも教える側にもなってみたいんだよな。 それで自分の更なる理解や、新しい見方が出来るようになるかもしれないし。 …だからさ、教えさせてくれないか?」 自分も同じ気持ちだから構わない。 自分の言葉で伝えるだけだ。 魔王「みんなお人好しばっかりだろ。 だから、迷惑なんて考えないで頼れる者には頼っておけ。 それが若い内の特権だ。」 勇者「…ありがとうございます。 ならば、お言葉に甘えて。」 魔王「んじゃ、俺が勇者ね。 で、チャリが騎士の子。 マギが、魔法使いの子。 クイーンが、僧侶の子。 死神が、盗賊の子担当な。 じゃあ、各々の紹介な。」
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