51人が本棚に入れています
本棚に追加
次の朝。
ヘル「うぅん。
…ああ、朝か。」
俺は起床した。
にしても相変わらず空は曇っているな。
リリィ「お召し物を持って参りました。」
ヘル「ああ、ありがとう。」
リリィさんが持ってきた衣装に着替える。
今日は黒を基調としたズボンとコート。
そして、白地に
『鰹、鯊、鯔、鱚、鯰』
と書かれたシャツ。凄くダサい。
カツオ、ハゼ、ボラ、キス、ナマズと書かれているのだが、正直何故こんな物が有るのか、何故こんな物が売っていたのか、何故これを買ったのかは全て謎である。
リリィ「寝間着は回収させて頂きます。」
すかさず、寝間着は回収されてしまい、寝間着に戻る事を断念する。
リリィ「朝食はどの様に致しましょう。」
ヘル「じゃあ、この後持って来て。」
リリィ「了解致しました。
それでは、少々お待ち下さい。」
数分後に運ばれて来た料理はやはり美味しく。
ヘル「んじゃあ、行ってくる~。」
リリィ「行ってらっしゃいませ。」
結局、機嫌良く謁見の間に向かうのだった。
最初のコメントを投稿しよう!