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完ちゃんがあたしに指輪を買ってくれた。
それは、とびきり大きな石が輝いていて
あたしは、完ちゃんの一生の相棒になる。
・・・・はず
なのにまだ秘書をしているのは、
完ちゃんの成長が足らないからだろうか。
まてよ・・プロポーズの言葉なんてあったんだろうか。
あの銀髪たちとの戦いの最中
「もっと大きい石のついたの買ってやる。」
そう言ったのがそうなんだろうか。
「大事な手だろ?」というのがそうなんだろうか。
もしかして、結婚と思っているのは、私の勘違いなんじゃないだろうか。
そう思える時もある。
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