『欠陥少女』のプロローグ?

4/6
前へ
/42ページ
次へ
青年、アリエスは大声を出した後に咳払いをしてアルーネを見た 「それより、貴女がした。貴女の名前を何故、知っているのかについての説明ですが」 「貴女は時空繋ぎに会いましたか?」 「時空繋ぎ?」 「………いえ、彼女と言ったほうが良いでしょうか」 彼女……その言葉でアルーネはレコードを思い出した 「ふむ、やはり会っていますよね、まぁ、時空繋ぎに会わなければここには来れませんからね」 「さて、本題に入りましょうか。貴女は聞いたと思うんですよ」 アリエスは含み笑いをすると、小さくアカシックレコードについてと呟いた アルーネはその言葉ですべてを悟った。彼女の名をなぜ知っているのか?彼等は何者か?それのすべてを悟ったのだ 「貴方が………貴方達がやりなおしの刺客ですか?」 「フフ、さぁ。そうとも言う人も居れば、救世主とも呼ぶ者もいる。自分では呼ばれる言い方を選べない、それが世の中でしょう?」 「えぇ、確かに」 アルーネはこれで確信をした。彼等こそが刺客だということを 「それでは、本題に入りましょうか」 「お願いします」 「それでは、まずはやりなおしについてのルールを説明いたします」 アリエスはそう言うと横目でララットを見る。ララットはそれを確認するとアルーネに頭を下げた 「それでは、説明はこのララットがやらせていただきます」 「貴女には人生をやりなおす前に3人の中からパートナーを選んでいただき、そのパートナーが提示するお題をクリアしてもらいます。お題は各種それぞれです」 ララットはラグーンに手を向けて、「さ、紹介を」と優しく言った 「はい!!僕は、希望の種を授けるラグーンって言います!!僕のお題は基本的に無いですが才能を持って生まれ変わってもらいます。なので貴女は死ぬ前の時、所謂前世の記憶は一切持ち合わせていません。それからあまりにも強大すぎる才能はなるべく避けた方がいいです。最後に一言だけ、僕を選んでくれれば絶対にハッピーエンドにして見せます!!」 「これで自己紹介を終わります」 ラグーンが着席すると次はララットが立ち上がった 「私はタイム・メビウスのララットです。まぁ、基本はテンションが高いですがあまり気にしない方なら大丈夫なのでお願いします。それと最後の一言、生半可な覚悟だと私のは失敗しますです。はい」 「それではでは~」
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加