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むず痒い気持ちだ。 駅のホームで電車を待つ間、線路を眺める自分にはっとした。 ホームに滑り込んできた電車に視線を断ち切られると、生温かったその場の空気が一瞬にして冷まされるような風が吹いて、同時に私の意識さえも覚まさせた。 罪悪感などではないと自覚しつつも、散漫な思考回路が、脳内の何らかの機能を右へ左へと撹乱させる。
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