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あーあ、私は何だか疲れたな。
具合が悪くても休みをくれない店を、
接客中にトイレに行きたくても行かせてくれない店を、
続ける理由なんて何もない。
考えてみたらそうなのに、
どうして私はここからなかなか抜け出せないのだろう。
キャバでなんて、本当は働きたくない。
風俗なんてもっての他だ。
私は自分の好きでもない相手に自分を切り売りするなんて到底無理だ。
だけど私を取り巻く世界は私をそうせざるを得なくさせる。
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