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「なんだ、またワンタン麺か、キミのメニューはワンパターンだな、、犬は探さないのか?」、ワシは青年に声をかけた。
青年はポケットの中から 何かを取り出し、「ワンランク上の、ワンタッチ、こいつで手掛かり探すよ」と スマホを片手にもち、手だけを こちらに向け、ワシに背中を向けたまま、無愛想に言った。
ワシは、青年の横柄な態度に腹が立ち、聞こえないフリをし、「ワンスモア」と返してやった。
青年は、「もう 言わん」と こちらを向いて言い、どこに繋げたのか、スマホにウツる画面を見て、ひとり クスクス笑っていた。
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