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妥協点というとマイナスなイメージがあるように見えるけど、
コレは決して悪い意味ではなくて。
作家さんの妥協点は編集者や読者が考えているものとは、
まったく違う次元にあったりして、それは描いた本人にしかわからない場合も多い。
作品を世に出すということは、自分の作りたいものを作るのと同時に
プロにとっては「商売」でもあるので、まずは編集者に作るもの(企画内容)がわかるようにプロットやネームで出すわけ。
その時点ですでに作家さんは、もともとはいっぱいあった
「本当は入れたい設定や出したいキャラ」を
そぎ落として出してくる。
それでも編集者はさらに
「このエピソードとキャラいらないっすよね?」
とか言ったりする。
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