出現

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少し進むと、管理小屋が見えてきた。 「あそこに管理人がいるのね…。」キャサリンが落ち込んだ声で言った。 「じゃあ俺が行ってくるから、ここで待っててくれ。」 ジャックはそう言って、車をおりて、管理小屋の方へ向かっていった。 コンコン。 管理小屋の扉が叩かれて、ジョンは「はい。開いてますよ。」(ちょっと棒読みすぎたかな?)と答えた。 扉が開き、ジャックが入ってきた。 「あの、このキャンプ場で借りれる小屋ってありますか?」 ジョンは、唐突だなと思いつつも「ありますよ。250ドルですね、これが鍵です。いや~この時期にこのキャンプ場に来るなんて珍しいですね。さっきの雷はすごかったでしょ。車は大丈夫でしたか?」(しゃべりすぎたか)と答えた。 ジャックは「はぁ、すごかったです。」と言い小屋代250ドルを支払い、部屋を出ていった。 「すごい急いでたな。何かあったのか?」ブリックが言った。
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