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ドガガガガガガガ!!
銃声を聞いて管理人室は戦慄した。
「何の音だ!?」
ジョンは叫んだ。
「落ち着け!外を見てこよう。お前さんはここで電話番を頼む。」
マーティンはそう言って出ていった。
「おーい!1人で大丈夫かよ・・・。」
ジョンは呟いたが、マーティンは振り返らなかった。
マーティンは懐中電灯を持って森を歩いていた。
「お前はジョン・リースか?」
唐突に女の声が聞こえ、金属音(シュウィーン)とともにマーティンの心臓を貫いた。
「あ・・・が・・・がが・・・。」
ザシュッ!銀色に輝く腕を引き抜き、手に付いた血を舐める。
「違う・・・。」
女はそう呟きマーティンがやって来た方向へ歩き始めた。
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