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バリバリ・・・。
空中に火花が散り、裸の大男が森に出現した。
裸で歩き出す大男はクリスタルレイクのはずれに佇む一軒家に寄った。
ドンドンと乱暴に扉を叩く。
「はいはいはい、今開けますよー。」
中からはおばあさんの声が聞こえた。
ガチャ、扉が開けたおばあさんは絶叫んだ。
「あれまぁーじいさん!じいさんや!」
裸の大男は気にせず喋りだす。
「服と靴が欲しい。」
おじいさんも玄関に出てきて大男を見た。
「ありゃ!立派だな、兄ちゃん!」
おばあさんはおじいさんに言う。
「服と靴が欲しいんだってさー、あったかねー?ちょっと上がりなさい!」
大男は言われるまま家に入った。(大男目線ではおばあさん、おじいさん共に照準マークの用な丸で覆われ、『危険度:ゼロ』と表示された。
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