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ピンクのタンスの中に、水色の道が広がっていきます
いってきます、と水色の道をてくてくあるいていったウサギのサーカスランド・ラビット君
途中の赤いのと白いのとむらさきの風船のお花畑でたちどまりました
「やぁ、子うさぎさん
サーカスランド・ラビット君と遊ぼうよ！」
サーカスランド・ラビット君は、きいろの子うさぎさんと手をつないでお花畑をすすみました
あるくたびに風船がわれるけど、子うさぎさんうれしそう
こんどはきみどりいろの小さな川のまえでむらさきのかえるさんを見つけて、子うさぎさんと手をつなぎました
どんどんどんどんかわかみにすすむと、こんいろのくまさんがむぎわらぼうしで魚つりをしています
「くまさんくまさんサーカスランド・ラビット君たちはおなかがへったよ
何かたべものはないかい？」
くまさんは手をとめサーカスランド・ラビット君をじぃっと見つめました
そして、ひとつうなずきました
ずんずん先をあるいていくくまさんは、たまに止まってまねきをしてくれます
「どこまでいくんだろうね」
「どこまでもいくんだよ」
「きっとおいしいしょくじにありつけるね」
サーカスランド・ラビット君たちはとてもたのしそうでした
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