トケイ

11/12
前へ
/12ページ
次へ
そして僕たちは帰りのバスへ乗った。 帰り道は兄と一言も話さずにいた。 沈黙が続いて気まずいととおもっていると、橋の上でバスが急ブレーキをかけた。 なんだ、なにが起きたのかと思っていると、バスが橋から落ちていった。 その橋の高さは50mぐらいの高さで、僕は外を見ながら死ぬことを覚悟した。 「死んだ。。。。。。。。」 「ケイタ。お前はまだ死んではいけない。これからお前の生きる意味を俺に見せてくれ。」
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加