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「そんな事にはならないし、させないよ。トラウマ。彼は僕の――僕達の仲間だ。キミが知っている、誰だか判らない『殺人鬼』とは違う」
――その目と声があまりにもはっきりして、まっすぐあたしに届いたから、あたしは何も言えなくなった。
なんだ、やっぱりアイツ、tigreに……。
そんな思考を振り切るように頭を軽く振り、あたしを見るtigreのドンへと言葉を返す。
「っ……はは。そうかい、tigreのドンさんや。ならば良いさ、どうやら余計な心配だったようだね」
「そうだな。キミの言っていた事はまったくもって、とんだ有り難迷惑だ。キミ――アレだろう。良く性格悪いって言われるだろう」
「ん? よくわかったねえ。何せあたしはトラウマだ。あんたのトラウマみんなのトラウマがキャッチコピーの、愉快な鬼畜のおねーさんなんだから」
「ふん。ぬかせ。心的外傷が何を言ってる。――もうキミの一人言は終わっただろう。僕は忙しい。キミの相手をしている暇なんてないんだよ」
「そりゃそうかい。ならあたしは失礼するよ。近々あなたのギャングの誰かと接触するだろうが――あまりいじめないでくれよ」
それがあたしの捨て台詞。
そうしてあたしは瞬間移動でtigreのドンの目の前から姿を消す。
だから、あたしはその後を知らない。知る由もない。知っているはずもない。
何せあたしは、みんなの鬼畜なおねーさんなのだから。
――――――――――――――――
意味不かもwwwwwwww
とりあえず、今回は珀優さん宅の鈴くんをお借りして、我が家のトラウマおねーさんと絡ませて頂きました。
シチュとしては、散歩中にばったり……みたいな←
これちゃんとオチてんのかなあ……
キャラ崩壊になってしまっていたら、申し訳ありません。
20140131
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