episode 2

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零音「契約は終わりか? エンダードラゴンさん。」 ドラゴン『あぁ。 終わりだ。 それとエンダードラゴンとは人間が勝手につけた名だ。 主よ、我に名をくれるか?』 零音「わかった。」 ……なにがいいかな。 よし、決めた! 零音「じゃあ、クロでどうだ。」 ドラゴン『クロ?』 零音「あぁ、そうだ。 よろしくな、クロ。 あ、一応聞いておくがお前は雌雄どっち? 」 クロ『…はぁ。 決定事項と言うことか。 雄だ。 よろしく頼む主よ。』 零音「うん、大きいままだと邪魔だから小さくなれないか?」 クロ『できるぞ。 だが、他の人間とも会話ができた方がいいのではないか? 人間にもなれるぞ?』 零音「小さくなれ。 俺のパーティーに3人以上人間がいることは許さない。 人語は俺の力で話せるようにする。」 クロ『了解した。』 そう言って小さくなったのを確認すると神の力の中から探す。 えーと……言語使い分け及び不取得言語使用可。 めんどくさい。 不取得言語を人語に変えて。 さらに、能力が使えるようになる薬を創って― 零音「口、開けて。」 クロ『……?』 パカリ、と開けた口にポイっと薬を放り込み、口を無理矢理閉じさせた。 吐き出そうとしたので押さえ込む。 クロ『モゴ…モゴモゴ!! モゴ……ゴクン。』飲んだのを確認して手を離す。 クロ「ゲホッ、ゲホッ……。 ………苦い。 主よ、いきなりなにするんだ!?」 うん、よし人語になってるな。
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