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零音「契約は終わりか?
エンダードラゴンさん。」
ドラゴン『あぁ。
終わりだ。
それとエンダードラゴンとは人間が勝手につけた名だ。
主よ、我に名をくれるか?』
零音「わかった。」
……なにがいいかな。
よし、決めた!
零音「じゃあ、クロでどうだ。」
ドラゴン『クロ?』
零音「あぁ、そうだ。
よろしくな、クロ。
あ、一応聞いておくがお前は雌雄どっち?
」
クロ『…はぁ。
決定事項と言うことか。
雄だ。
よろしく頼む主よ。』
零音「うん、大きいままだと邪魔だから小さくなれないか?」
クロ『できるぞ。
だが、他の人間とも会話ができた方がいいのではないか?
人間にもなれるぞ?』
零音「小さくなれ。
俺のパーティーに3人以上人間がいることは許さない。
人語は俺の力で話せるようにする。」
クロ『了解した。』
そう言って小さくなったのを確認すると神の力の中から探す。
えーと……言語使い分け及び不取得言語使用可。
めんどくさい。
不取得言語を人語に変えて。
さらに、能力が使えるようになる薬を創って―
零音「口、開けて。」
クロ『……?』
パカリ、と開けた口にポイっと薬を放り込み、口を無理矢理閉じさせた。
吐き出そうとしたので押さえ込む。
クロ『モゴ…モゴモゴ!!
モゴ……ゴクン。』飲んだのを確認して手を離す。
クロ「ゲホッ、ゲホッ……。
………苦い。
主よ、いきなりなにするんだ!?」
うん、よし人語になってるな。
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