episode 1

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「マジで、無視しないで下さいorz」 零音「俺、考え中。 うるさい。」 「えっ、あっ、ごめんなさい。」 死ぬくらいだったら、あの生徒受け止めて怪我しとけばよかったな。 あー、失敗した。 「じゃなくて。 話を聞いてください!!」 ふぇ。 人いたの? 気づかなかった。 零音「なんだ? て言うか、誰?」 「気づいていなかったの?」 零音「考え事してたからな。 で、どちら様? 俺にこんなイケメンな知り合いは居ないはずだ。」 友達のケンに、初対面では敬語は使うなよ。 嘗められるからな。 って言われてからは敬語はよっぽどの相手以外は使わなくなったな。 ちなみに目の前にいたのは金髪蒼眼のイケメン。 イケメン滅びろとか思っても、顔には出さない。 神「…俺は神様さ!ドヤァ」 チッ。 ドヤ顔でも様になるイケメン爆発しろ。 神、ねぇ。 零音「あっそ。 んで、ここはどこなの?」 神「……えっーと、ここは天界さ。 君をここに呼んだのは、僕からお詫びがあるからなんだ。 君の死は実は僕のせいによるものなんだ。 僕がミスして、君の書類を破いてしまったんだ。」 転生フラグ、か。 いらねえよ。 零音「俺の求めていない情報まで、どーも。 ひとまず、一発殴らせろ。」 神「えっ、ちょ、待て、やめ…」 自称神は腕でガードするものの、俺はそのガードの上から殴った。
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