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零音「ドラゴンはまだ居るけどこっちが攻撃しない限り大丈夫だと思うよ。
俺は月影 零音。
月影って呼んでくれ。
それで、実はこの森になんでいるのかわからないんだよ。
この森で目が覚めて、なんでここで寝ていたのか、それ以前の記憶がないんだよね。
んで、アンタはなんて言う名前?」
海外の名前かな?
零音が先のがよかったかな。
いや、こっちが正解だな。
名前呼びされたくないし。
少女「記憶喪失…。
知らないかったとはいえ、不躾な質問をしてしましたわ。
申し訳ありませんわ、ツキカゲさん……。」
月影なんだけど…。
それにそっちで呼んだってことはいきなり名前呼びするつもりだったな。
普通に名乗ってよかった。
にしても、しゃべり方的にそれなりに高位の人なのか?
まあ、いっか。
アリサ「ワタシはアリサですわ。
ワタシには勝てないし、ドラゴンに敵意はないみたいですわね。
放置にしますわ。」
ドラゴン『人間、我の質問に答えよ。
お前は誠に人間か?』
あ、そうだった。
神以上の力だしな…
零音「どうだろうな。
俺にもわからん。
一応人間と言うことにしておくわ。」
ドラゴン『…?
結局人間でいいのか?』
零音「あぁ。
人間で、よろしく。」
アリサ「えーと、何で貴方はドラゴンと会話出来ていますの?」
えっ?
だって、人間の言葉話してるじゃん。
ドラゴン『我が使っていたのは龍族の言葉だぞ?』
俺が?を頭に浮かべているとドラゴンが助け船を出してくれた。
マジでか。神様の力の1つかな?記憶喪失便利だわ。
零音「先程も言ったように記憶喪失だから、自分がどんな力を持っているのかも把握してないんだ。
人間の言葉以外もなぜかわかるんだがその理由はさっぱりさ。
まぁ、そのお陰でこの森で生き残れたんだけど。」
わぉ、嘘がペラペラ出てくる。
自分でもビックリ。
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