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屋上
次の日、目が覚めたら…10時を過ぎていた
転校した次の日に遅刻って…
まぁ不良校だし…いいよな、と開き直って、のそのそとベッドから起き上がった
昨日はあれから、帰ってきてからゆっくりご飯を食べて、軽くシャワーを浴びたから寝るのが深夜の2時過ぎになった
今さら急いでも仕方がないし…ゆっくりするか
そう思い、着替えていると
プルルルル プルルルル
無機質な電話の音が聞こえてきた
設定するのが面倒なので、初期設定のままだ
…誰だよ
めんどくさいので、そのまま無視していた
でも、一向に切れる気配がないので、仕方なく出ることにした
『…もしもし』
??「…あっ!!やっと出たな!!」
『…羅樹?』
羅「あぁ!!ってかお前今どこにいるんだ!?」
『…家だけど。今起きたし』
羅「家!?何だ、寝坊か…。なかなかお前が学校来ないから心配したんだぞ!!」
『…あぁ、悪ぃ。つか…何でお前が私の電話番号知ってんだ?』
羅「あぁ…、悠李に教えてもらったんだよ!!」
…あのクソ兄貴…、余計なことしやがって
『…はぁ、とりあえず今から学校行くから…じゃあなブチッ」
返事を聞く前に一方的に切ってやった
さてと…適当にご飯食べて行くか…
めんどいけど…
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