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それから制服に着替え、カラコンを付けてから適当にご飯を食べ、家を出た
ゆっくり歩いたので、学校に着いたのは11時だった
別に気にせず、玄関で靴を履き替えそのまま教室に向かった
ガラッ
無造作に教室の後ろのドアを開けると、一斉に視線がこちらを向いた
碧「…桜李…遅刻か。どうせ寝坊とかだろ?」
ちょうど碧唯の授業だったのか、碧唯が呆れたように言ってきた
それがちょっと、いやかなりイラッとしたので
『…あ゛?』
殺気を込めて碧唯を睨んだ
碧「ひっ!…あ、な、なんでもないから早く席に座って…ください」
顔を真っ青にして、敬語で言ってきた
『……』
それは無視して、席に座った
そして、改めて周りを見てみると、全員が顔を真っ青にして震えていた
昨日、途中から来た私の周りの奴らも目を見開き、若干驚いてこっちを見ていた
何だよ…、つかこいつら昨日ちゃんと顔見てなかったけど…綺麗な顔してんなー
そりゃあんだけ女共にキャーキャー騒がれるはずだ
まぁ、私は興味ねぇけど
そう思って、机に突っ伏して寝ようとしたら
??「ねぇ君」
…誰だよ
そう思ったが、何だかめんどくせぇ事になりそうなので、そのまま無視して再び眠りにつこうとしたが
??「ねえってば」
しつこく私の体を揺すってくる
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