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…これは起きないとさらにめんどくさいな、と思い
『…何?』
仕方なく顔を上げ、そう答えた
??「あ!やっと反応してくれた!」
こいつ…
私に声をかけてきたのは、やたら顔の整った集団の1人だった
…関わりたくないな、と思って
『…何か用?ないなら寝たいんだけど』
素っ気なく言い放った
??「…君、僕らのこと知らないの?」
若干目を見開きながら聞いてきた
……は??
『…知ってるも何も、私はお前らと初対面なんだけど。知ってる訳ねぇだろ』
その言い方がイラッとしたので、冷たく言うと
??「…僕たちは、龍虎っていう暴走族なんだ」
…龍虎?
確か全国No.2の族だった気が…
って事は...、悠李達の後輩だよな...?
…うわー、やっぱめんどくせぇ奴らだった
だから、私が返した言葉は
『…へぇ』
だけだった
そうすると
??「え、それだけ…?…怖く…ないの?媚とか…売ってこないの…?」
驚きと戸惑いと期待が入り交じった目をしながらそう言ってきた
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