59人が本棚に入れています
本棚に追加
魁 side
バタンっと閉まったドアに、静まり返る屋上
はぁ...、そう簡単にはいかねぇか
内心溜息を吐けば、
耀「魁、どうしますか?彼女の事」
仕方ねぇ
『...調べろ』
耀「分かりました」
そう言うと、耀はパソコンを開き、調べ始めた
それを横目に、あいつの事を考えていれば、
月「...やっぱり、桜李は他の女達とは違うね」
ぽつり、月斗がそう言葉を零した
星「...俺も、あいつなら、大丈夫な気がする」
龍「......俺も、大丈夫、そう」
月斗はいいとして、珍しく星斗と龍騎までもがそう、言い始めた
それに驚きつつ、俺も、そう思った
最初は、俺等に興味も示さない初めての女として興味を持った
だが、それ以上に、あいつのあの瞳の奥深くにチラついているドス黒い闇に、何故か惹かれた
そして気が付けば、
『気に入った』
そう口走っていた
最初のコメントを投稿しよう!